自分で定年を決めなければならない,厳しい時代になりつつあるのかも

先日の記事「今年は高齢者の働き方の節目の年 雇用安定法改正について」に書きましたが,
高齢者雇用安定法が改正され,今年の4月から企業は70歳まで働けるような措置を取る努力義務を負うことになります。

実際に,定年が廃止されるケースは少ないのではないかと思いますが。
現在も,65歳まで働ける環境は整ってきているものの,実際はほとんどが再雇用制度をとっているようですね。我社もそうです。
定年が廃止された会社って,あまり聞いたことがありません。

でも,いつまで働くことができるかは,その人によりますよね。
健康状態や,家族構成,収入や貯蓄によって変わると思います。

60歳で定年を迎えて,
再雇用で働くかどうか。
再雇用は1年契約が多いようですので,
さらに毎年,また契約を行うか,辞めるか。
60歳をすぎると,毎年のように決断を迫られることになりそうです。

現在はだいたい65歳までですが,今後は70歳まで!

全ての人が70歳まで働ける訳ではなさそうなので,
いつまで働くか,自分で決めなければならない時代になっていきそうです。
自由とも言えますが,自分で責任を持って厳しい決断をしなければならない。ある意味,一定年齢になったらみんな辞めるから自分も辞める・・・というのはラクな面があるのかもしれません。

決断するためには,そのための根拠や情報が必要ですよね。
リタイヤのための根拠もいろいろありそうですが,
お金に関することがとても大きなファクターになるのではないかと思います。

リタイヤに向け,お金の状況を整理し,今後の収支見込を立て,
自分の定年を決めることが必要なのかも。

今後はそのような決断のお手伝いをする意味で,FP(ファイナンシャルプランナー)の存在意義が増していくのかもしれません。

私も,自分自身の決断のため,お金の状況を整理してみようと思います。
まずは自分のためにFP資格を活かしてみます。

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