ライフプランの様式をざっくり作ったら,
次は支出金額を記入の準備として,
一ヶ月分の支出をざっくりと見積もってみましょう。
えっ?家計簿なんてつけていないよ。無理だよという方でも大丈夫です。
今回は,大まかな数字でライフプランを作ってみることが目的ですので,
数字は推測で,「ざっくりと」で構いません。
一緒に,大まかな数字を見積もってみましょう。
もちろん,きちんと家計簿をつけている方は
(すごいです!)
家計簿から転記すればOKです。
支出項目について
支出項目は,以下を基本に,
必要に応じて項目を加えたり,不要なものを削除したりしてみましょう。
基本生活費
食費
日用品費
光熱費(電気,ガス,水道)
通信費
被服費
交際費
趣味費
交通費
医療費
住居関連費
住居費
保険料
教育費
一時的な支出
特別費(毎月かかる費用ではないもの)
基本生活費を見積もる
まずは基本生活費です。Excelなどの表計算ソフトを使って,または紙の表と電卓を使って,大まかに計算してみましょう。
キャッシュレス決済をしている方は,可能であればカード明細を確認して,1ヶ月あたりの金額を各項目に記入してみると良いでしょう。
今回はそこまでせずに大まかな数字でやってみようという方,現金払いの方はよく行く店と,一回あたりの大体の支出金額(数千円単位で構いません)を表に記入します。
次に,月に大体何回行くかを記入し,1ヶ月あたりの金額をざっくりと計算してみましょう。
例をあげてみると,こんな感じです。
食費,日用品費等は,この方法で大まかな金額を計算してみましょう。
その他の項目,光熱費等も,大体の金額を入力します。
特別費とは
特別費は,毎月かかる支出ではなく,数年に一度発生するもの,
家電の買い替え等のことです。
後で年間の支出を計算する時に見積もってもいいでしょう。
ザックリと当たらずとも遠からずの金額を見積もる
これで,当たらずとも遠からずの数字はつかめるはずです。
ただ,支出の計上漏れがあったり,実際より少ない金額を見積もったりすることがあるので
数字を検討する時は,
実際の支出はこれより多くなることを前提に見るようにしましょう。
一ヶ月あたりの大まかな金額を出したので,
次回は年間支出額を計算して,ライフプランの表に記入します。