そうは言っても気になるアクティブファンド さわかみファンド

先日,投資信託はインデックスファンドがおすすめ,
私が自分で持っている投信もインデックスファンドだという記事を書きました。

間接的に持っている投資信託についても,
iDeCoではインデックスファンドで安定重視という設定にしています。
なので,アクティブファンドは持っていないはず。たぶん。

そう言いながらも気になっているアクティブファンドもありまして。
「さわかみファンド」です。

でも,さわかみファンドをおすすめする訳ではありません!
私自身が持っていませんし,持っていないものを勧めたりしませんし,
大体,いろいろ失敗しまくって,
決して人様に投資のアドバイスめいたことを言わないようにしようと固く心に決めています。

それで,少し前の話ですがね。
5月10日の日経新聞に,さわかみ投信の広告が掲載されいていたのを見かけましてね。

なお,さわかみ投信は投資信託委託会社で,
さわかみファンドは国内有数の投資信託です。
投資信託とは,投資家から集めた資金をプロが運用するものです。

もう20年近く前になりますが,
私,さわかみ投信の設立者の澤上篤人氏の講演を聞いたことがあるんです。

長期投資の重要性を訴える内容で,
株価が下がった時は,その企業が苦しい時なので,株を買って応援する
株価が上がったら企業がうまく行っている時なので,その株を売って別の企業の応援をする
といった内容でした。

私の基本スタンスが長期投資なのも,
この講演を聞いた影響もあると思っています。

講演後に質疑応答がありましてね。
一人の若者が質問したのです。
「私は20代です。
さわかみファンドは長期投資と言っていますが,
私が50歳,60歳になる時,
失礼ですが先生はいらっしゃらないんじゃないですか。」

すごい,何百人もいる中で,よくこういう言い方できるなと思いましたが,
澤上氏はよくぞ聞いてくれた!という感じで,
「だからこそさわかみ投信には若い社員を沢山採用している。
そしてお金をかけて勉強させている。
それがさわかみ投信の投資だ。
何十年後も続いていく投資信託なのだ。」
と答えておられました。

この講演に感銘を受け,さわかみファンドの資料を請求したのですが,
毎月一定額を必ず拠出する仕組みであること,
手数料がかかることなどから,
(当時から,やっぱり手数料がポイント)
TOPIX連動のETFを自分で買うことにしました。
ETFとは特定の指数(日経平均やTOPIXなど)に連動する投資信託で,
株と同じように証券会社で売り買いできます。

以下,2021年5月10日さわかみ投信の広告からの引用です

こんな状況下でも,人々の生活は続いています
人々の生活をささえる企業活動も,一時として止まりません
それが実体経済であって,なにがあってなくなりっこありません
そこだけに絞り込んだ長期投資に徹しておけば
なにをか怖れんやです

コロナ禍で世の中が大変なことになっていますが,
それでも生活に必要な企業活動は動き続けている訳で,
そのような企業を応援する投資活動を長期で行っていこう
という意図だと思われます。

20年近く前に講演を聞いたときから全くブレていない,
代替わりしても(澤上篤人氏は会長になり,現在の取締役は息子の澤上龍氏だそうです)変わらないことには信念を感じます。

繰り返しますが,さわかみファンドを勧めるという訳ではありませんが,
自分自身の資産配分をなんとかしなければと思っているところなので,
毎月一定額を積み立てる仕組みとして,
さわかみファンドも候補のひとつとしながら
いろいろ検討してみようと思います。

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