ザックリとしたライフプランが出来上がったら,じっくりと眺めて今後の方針を考えてみましょう。
収支がマイナスになる年に着目
特に着目すべきなのは,収支がマイナスになる年があるか,それはいつか金額はいくらかということです。
マイナスになる原因は様々ですが,例えば次のようなことが考えられます。
住宅ローンの返済が定年後も続く年金支給開始前(60~64才)に収入がない収入に対して生活費が多い
収支のマイナスへの対応方針を考えてみる
次に,そのマイナスの金額に,どのように対応できるかを考えてみます。この段階では,こうすればなんとかなるかもしれない,というレベルで十分です。
住宅ローンの返済が,収入が減る定年後にも続くのであれば,退職金で返済すれば良いかもしれない。
年金支給開始前に収入が無くて困るとすれば,この期間は再雇用で働く,あるいは貯蓄の取り崩しで対応すれば,なんとかなるかもしれない。
生活費が多い場合は,生活を見直す必要があるかもしれない。
などが考えられます。
「○○かも」をもとに,方針をつめていく
「かも」ばかりですが,漠然と不安を抱えているのではなく,具体的な対策の方向性が見えてくるのでは無いでしょうか。
この次のステップとして,この表を正確なものに近づけながら,ここで考えた「○○かも」で本当に良いかを考えて行くことになります。